GAME STOPが話題
本日、2021年1月31日
今、ネット上、GAME STOPの株が話題になっています。
何故話題になっているのでしょうか?
それはウォール街の機関投資家VS個人投資家との戦いからです。
株式市場と言うのは、常にウォール街などの国際金融資本家の機関投資家が儲かる仕組みになっています。
良く、一般人の方々が儲けるために株に手を出して大損したと言う話は良く耳にし、決して珍しくありません。
それはそうです。何故なら、儲かりますよ!と金融機関は常に我々市民に対して株式市場に参加させるからです。
最終的に機関投資家が更に儲かるために参加させるようなものなのです。
さて、この仕組みは知っている人知っているとは思いますので、そんな危険な株式市場に縁がない方も多いかとは思います。
ところが、この仕組みをぶっ潰すために一人の個人投資家が立ち上がったようです。
それが、GAME STOPの株を利用することだったのです。
このGAME STOPはアメリカテキサス州(テキサス州良く出てきます)にある世界最大のコンピューターゲームの小売店です。
小売店?今ではオンラインでダウンロードする時代ですから、あんまりゲームのソフトを買いに行くことはないかと思います。
2016年頃から当然、業績は悪化。株価も軒並みに下がってきています。
そこで機関投資家達は、このGAME STOPの株を空売りし始めます。
この空売りの仕組みは私も含め、株式市場に縁の薄い市民にとっては、聞きなれないことです。簡単に説明をし置きたいと思います。
例えば私は、株を買いたいけど、お金がないとします。
(お金がない人は普通株を買いたいと思いませんが。。。)
そこで、株を買うために証券会社から信用取引で株を借ります。
私が持っているお金は30万円しかありませんがその30万円で信用取引で100万円の株を借ります。
仮にソフトバンクの株を買ったとしましょう。(借りておりますが)
ソフトバンクは株が下がってきました。当時、借りて買った頃は1株が1万円でした。
1株で100枚の株券を借りて買ったのです。
ところが1株10,000円だった株が5,000円まで下がってしまいました。
そこで諦めて売却します。100万円が50万円になっていました。
とりあえず、株は借りているだけなので返さないといけません。
100株分返却します。100株は50万円です。その株を証券会社に返却します。
しかし半分の50万円はどうなるのでしょうか?
自分の手元にその50万円はあると言う仕組みです。
そこか証券会社から株を借りた手数料や税金などは払いますが、利益は得ています。
証券会社も株を貸しているだけなので、損をすることにはなりません。
手数料で利益を得ています。
つまり、空売りで儲かったと言う仕組みです。
簡単な説明でわかり辛かったかもしれません。
要はこの空売りの仕組みを使うととにかく儲かる仕組みなのです。
その機関投資家はいつもこの仕組みを使って株価が下がる会社の株を空売りしていき儲けていくのです。
しかも機関投資家は、ウォール街の連中はその会社のゴシップなど吹聴してあの手この手と株価を下げさせていくのです。
そうなると、どんどん空売りで儲かる仕組みです。
これがGameStopの株価です。
Radditと言われる株取引コミュニティサイトに参加している一人の個人投資家が立ち上がって株を買い、またそのRadditに参加していた個人投資家も立ち上がり株を買いまくったそうです。
それにより株価がどんどん上がっていたわけです。
機関投資家は、損になるので大慌てで売りから買いに転換せざるを得なかったそうです。
余計に株価は上がりますから、機関投資家は思い通りにならないため最後には、一方的にグルの証券会社はGAME STOPの市場取引を停止したのです。
厳密に言いますとRobinhoodと言われる株取引のアプリの使用制限をしたと言うことになります。
あり得ないですよね。法律違反じゃないでしょうかね?
これじゃ大統領選と一緒ですよね。
思い通りにならない選挙だから、ナリフリ構わず嘘がバレるようなインチキをしたり、ツイッターやユーチューブのアカウントを停止したり、投稿を削除したり、もう民間人になっている大統領に弾劾をしたり。